尼崎市、武庫之荘の皆さまこんにちは
尼崎で生涯自分の足で歩くお手伝いをしている
もとまち整骨院の院長、杉山 正義(すぎやま まさよし)です。
今回は、「筋トレで首が痛くなる意外な理由」についてお話をさせていただきます。
今回の内容は、
若返り筋メソッド、一般的な筋トレに関係なく、
筋トレをすると首が痛くなる人向けの内容です。
パーソナルトレーニングをしていると、
特に細身の女性の方に多いのですが、
首が痛くなるという方が一定の割合で存在します。
これには、意外な理由があるので、
知っていると改善できる可能性大なので、
シェアさせていただきます。
● 首が痛くなる理由は4つ
① 首に問題を抱えている
② 筋トレ時に頭を押さえつける
③ 腹圧が抜ける
④ 舌圧がかかっていない
では、簡単に解説をさせていただきます。
① 首に問題を抱えている
まず、首に問題を抱えている場合があります。
たとえば、頸椎ヘルニアや亜脱臼がある場合、
頸椎や顎関節にゆがみ(潤滑不全)がある場合、
仰向けで頭を持ち上げられないほど筋力が弱い場合など、
これらが原因で運動すると首が痛むことがあります。
治療家なので遭遇する機会が多いのかも知れませんが、
中高年の女性で細身(外肺葉型)の方に多く見られます。
程度が軽い場合は別として、
こんな場合はまず潤滑整復術などの施術が必要となります。
そして、首周りの安定が得られてから、
運動を再開することになります。
② 筋トレ時に頭を押さえつける
ヒップリフトやチェストプレスなど、
ベンチに頭を押さえつけすぎて、
その圧によるストレスで痛む場合があります。
これは、重すぎるウエイトなどの過剰な負荷や、
体の使い方や姿勢が間違っているだけなので、
適正な負荷や正しい姿勢でトレーニングすれば直ります。
③ 腹圧が抜ける
つぎに、呼吸とも密接に関わることですが、
腹圧が抜けると背骨全体のサポート力が低下し、
首が痛くなることがあります。
腹圧というのは、お腹に圧をかけて体幹を安定させる行為です
が、
内から外への圧力(ブレーシング)と、
外側から内への圧力(ドローイング)に分かれます。
この腹圧が抜けると、
体幹のサポート力が急に低下するので、
運動の体位によっては、首に過大な負担がかかり痛くなることがあります。
これを防ぐためには腹圧呼吸と言って、
腹圧をかけた状態を保ちながら息を吐くことが必要です。
ちなみに、若返り筋メソッドのすべてのエクササイズは、
腹圧呼吸をかけたままで行います。
この呼吸がうまくできない、分からないという場合は、
風船を膨らませてみるとよく分かるようになるでしょう。
運動中に呼吸と連動させて、
腹圧が保てるようになれば、
体幹が安定するので首もサポートされ痛まなくなります。
④ 舌圧がかかっていない
これは意外に知られていない点ですが、
舌圧がかかっていないと首の強度が低下します。
舌圧というのは、舌で上顎を押す力ですが、
舌圧が弱いと首を支える力が弱くなるので
運動によって痛みが出やすくなるのです。
特に運動が苦手な人に多く見られるのですが、
運動中に、舌先が下顎の上にあったり、
宙ぶらりんになっているような場合は、
舌圧が働かないので頸椎だけで首を支えるようになります。
舌圧を働かせることで、
後方の頸椎と前方の舌で頭を支えることができるので、
首がグッと安定し痛みが出なくなるのです。
腹圧は横から見ると感じ取ることができますが、
舌圧は口を閉じているときに働くので全く見えません。
ですから、観ていて「おかしいなあ」と感じたら、
「いま舌の位置はどこにありますか?」と尋ねることにしています。
「下の歯の後ろ」「真ん中にあります」など、
頭を支えていないのが確認できたら、
「上あごにつけて上に軽く押してください」と指導します。
すると縦方向にお腹の力が入り、
これが前方の柱ができたサインとなります。
これを習慣づけるだけで、
首回りが安定し首の痛みが出なくなるのです。
このように、
首に何らかの問題がある場合はわかりやすいのですが、
腹圧が抜けたり、舌圧がかかっていないのは、
注意深く観察しないと分かりません。
しかし、一度判明してしまえば、
対策は比較的簡単なので、
知っておくことが力になります。
次回は、うえの腹圧、舌圧が安定する方法を、
呼吸という観点から解説をさせていただきます。
この情報が、どうか必要とされる方々に届きますように❣