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寝違いによる肩こり‼

尼崎市、武庫之荘の皆さま

こんにちは、尼崎で生涯自分の足で歩くお手伝いをしている

もとまち整骨院の院長、杉山 正義(すぎやま まさよし)です。

 

今回も、肩こりのタイプと解消法のお話をさせていただきます。

 

(肩こりの7つのタイプ)

● 骨盤、腰椎、股関節が原因の肩こり

● 頸椎、顎、胸郭が原因の肩こり

● むちうち、寝違いが原因の肩こり—- 前回の続きです。

● 頭部のオーバーヒートが原因の肩こり

● 運動不足が原因の肩こり

● 尻もちや激しいスポーツが原因の肩こり

● 精神的ストレスが原因の肩こり

 

今回は、寝違いによる肩こりについてお話をさせていただきます。

 

寝違いというのは、

「朝起きたら突然、頸に痛みが走る、動かせない」

といった頸や肩の痛みのことをいいます。

 

朝起きたとき以外でも、

何かの弾みで起こすことがあります。

 

一般的には、

首から肩にかけての

筋肉や靭帯の痛みと考える専門家と、

椎間関節という頸の骨を繋いでいる関節の痛み

だという専門家に意見が分かれます。

 

ともにX線検査やMRI検査では、

異常がみられないというのは同じです。

 

では、私が勉強している見解を申し上げます。

 

軽いものは、筋肉のこむら返りです。

筋肉だけを痛めたものは、

こじらさないかぎり治療しなくても治ります。

軽いものは、ほっておいても治りますが、

程度のキツイものは、

筋肉をほぐしても、牽引しても治らずに、

むしろ悪くなることすらあります。

 

1日たっても治る氣配がない場合は、

前回のむちうち損傷と同じように

椎間関節の障害だと考えていいでしょう。

 

数日以上経過して治療の対象となるのは

ほとんどが関節の障害をともなっています。

 

たしかに、不自然な姿勢で寝た時などに起こすことが多いので、

一見筋肉の障害のように見えます。

しかし、多くの場合は

顎の関節の検査をしてみると、

明らかに関節の動きが悪い等の異常が出ます。

 

治療により関節の位置関係が元どおりになれば、

炎症症状がない場合は一瞬で治ります。

 

関節を痛めたうえに、

筋肉や靭帯まで痛めている場合もありますが、

そこまでキツイ寝違いは少ないです。

 

障害の程度は、

ほとんどがむちうち外傷よりも軽いです。

 

過去に頸の関節を痛めた経験がある人は、

それが完全に治らないまま肩こりとなり、

寝違いを起こしやすくなっている場合もあります。

 

ひんぱんに寝違いが起きる人は、

頸の関節に障害があるのは当然のこと、

背骨から骨盤にまで問題がある可能性が高いです。

 

次回に続く‼

 

この情報が、どうか必要とされる方々に届きますように❣