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マッサージは最高の検査法!?

尼崎市、武庫之荘の皆さまこんにちは

尼崎で生涯自分の足で歩くお手伝いをしている

もとまち整骨院の院長、杉山 正義(すぎやま まさよし)です。

 

 

今回は、「マッサージは最高の検査法」というお話をシェアさせていただきます。

 

(マッサージの豆知識)

 

「いまさらマッサージでもないでしょう」と思うぐらい、

誰もが知っている療法です。

 

ウィキペディアによると、

マッサージは、直接皮膚に求心的に施術することにより

主に静脈系血管循環の改善やリンパ循環の改善を目的にした手技療法

である。

 

また、フランスで生まれた手技療法を指すが、同様の効果を得られるものとしてタイ式や韓国式のものも、

便宜的にマッサージと呼ばれる、とあります。

 

日本には明治時代に入ってきましたが、

東洋医学のあんまや指圧と融合され現在に至っています。

 

マッサージの目的は、

医療、慰安、美容、コミュニケーションなど、

目的により施術方法も様々に分かれます。

 

(マッサージは優れた触診法)

わたしは、施術としてのマッサージはほとんど行っておりません。

 

なぜなら、もっと優れた施術法を使うからです。

 

では、なぜマッサージなのかというと、

検査法としてマッサージを活用しています。

 

では、マッサージで何が分かるのでしょうか?

 

● 皮膚の状態が分かる

● 筋肉の状態が分かる

● 骨格の状態が分かる

● 氣の状態が分かる

● 内臓の機能低下が分かる

 

ざっと、これぐらいのことが分かります。

 

では、順番にまいりましょう。

 

● 皮膚の状態が分かる

 

マッサージを通じて皮膚を動かすことになるので、

皮膚が硬くなって体液の流れが悪いところ、

潤滑不全があるとすぐに発見できます。

 

皮膚は、見ただけでもある程度は状態把握できますが、

衣服の上からだと見落としてしまいますが、

触れると皮膚の感触で判定できるのです。

 

● 筋肉の状態が分かる

 

皮膚の下にあるのは筋肉ですが、

少し圧を加えると筋肉の弾力を感じることができ、

この感触を比較することで確認できます。

 

いろんな箇所をマッサージすると、

どの部分の筋肉が疲労しているのか、傷んでいるのか、

弱っているのかはすぐに分かります。

 

● 骨格の状態が分かる

 

皮膚、筋肉の下にあるのは骨格です。

 

脊柱などは多くの骨が重なり合っているので、

筋肉の触診時よりも少し強い圧をかければ、

背骨の弾力が分かります。

 

背骨の弾力が低下しているときは、

背骨自体が硬くなっている時の他にも、

骨盤や胸郭の潤滑不全があったり、

体幹が弱くなっているときがあるので、

重要な情報を読み取ることができます。

 

● 氣の状態が分かる

 

氣というのは生命エネルギーのことですが、

全身を循環しているということは血液と同様です。

 

特に、背中には5つのチャクラがあり、

氣が滞っているときには判定しやすいところです。

 

氣の流れが悪いところは、

皮膚、筋肉、骨格を含めた総合的な滞り感があり、

体表面の温度が熱くなったり冷たくなったりするので、

触れてみると、それらを感じ取ることができます。

 

● 内臓の機能低下が分かる

 

氣の流れとも関係しますが、

背中には内臓と関連したツボ周辺が硬くなるので、

そこから問診するなどして機能低下が分かります。

 

このように、マッサージを使って、

全身の異常を手のひらのセンサーでスキャンします。

 

そして、その状態をメモリーしておいて、

頭の中に地図を書いて、

その情報を治療に生かすという手法をとっています。

 

もちろん、治療は潤滑整復術を行うので、

手技療法としてのマッサージはほとんど使いませんが、

検査としてのマッサージは多用しています。

 

各種検査機器が発達した現在でも、

どこでも、だれでも検査機器が使えないので、

人間の手は天から与えられたセンサーとして有効です。

 

たぶん、多くの施術者は、口には出さないけれども、

マッサージを検査に利用しているのだと思います。

 

 

この情報が、どうか必要とされる方々に届きますように❣