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ソマトタイプ その② ❣

尼崎市、武庫之荘の皆さまこんにちは

尼崎で生涯自分の足で歩くお手伝いをしている

もとまち整骨院の院長、杉山 正義 (すぎやま まさよし)です。

 

前回はソマトタイプその①でした。

 

今回は、ソマトタイプその②です。

 

前回の続き

 

運動分野で比較的信頼されている体型分析には、ソマトタイプ

(胚葉型)というものがあります。再度掲載させていただきます。

 

① 内胚葉型 (ぽっちゃり骨細タイプ)

• 栄養の吸収が良く太りやすい

• りんごや洋梨のような丸い体型

• 手首や足首が細い

• 30代ぐらいまでは細い人の割合が高いが中年以降は太りやすい

 

② 中胚葉型 (がっちり骨太タイプ)

• エネルギーの活用能力が高く体脂肪を落としやすい

• 広い肩幅、卓越した筋肉、四角い体型

• 手首や足首が太い

• アスリートに多く高齢になっても体幹が強く体力が落ちにくい

 

③ 外胚葉型 (スラッと骨細タイプ)

• 栄養の吸収が悪いので外見は細身

• 摂取エネルギーを効率よく消費するので太りにくい

• 手首や足首が細い

• 中年以降は肩こりや腰痛などの不定愁訴に悩まされやすい

 

この3つの分類を考慮してトレーニングすることで、合わない

運動を避けることができ、最適なトレーニングを選びやすく

なります。

 

では、前回の内胚葉タイプに続き、あとの2タイプについて

アドバイスをさせていただきます。

 

• 中胚葉型へのアドバイス

 

このタイプは、外見はガッチリして見えますが、骨太でそれに

合わせて筋肉も付いており、若返り筋などインナーマッスルがしっかり

しているので故障も少なく、子供の頃から運動が得意な人が多いです。

 

また、栄養の吸収は良いですが、代謝も良いので太りにくく、

よく食べてよく動くみたいな生活が向いています。

 

トレーニングに関しては、健康維持のための運動というよりは、

筋力アップや目標に向けてのトレーニングが向いています。

 

3タイプの中では、一番若返り筋がしっかりしており、健康管理に

手がかからないので、無茶さえしなければ自己管理はしやすいでしょう。

 

特に食事や運動に氣を使わなくても高齢まで元氣な人が多く、

80代90代まで体力維持のトレーニングについてこれる方が多いです。

 

• 外胚葉型へのアドバイス

 

このタイプは、中年以降になると体力の維持や体調の維持が

難しくなる傾向があります。

 

なぜなら、栄養の吸収が悪いので、胃腸の調子が悪くなりがちだから

です。

 

また、もともと細身で筋力が強い方ではないのですが、若返り筋が

衰えてくると、腰痛や股関節痛など体の至る所で不定愁訴が発生します。

 

体調不安をきっかけとして運動不足になり体力が低下しますが、

どこかで歯止めをかける必要があります。

 

まずは、冷えない体作りから始めるのが得策ですが、それに最適な

運動が若返り筋メソッドです。

 

特にこのタイプは、筋力が弱い人が多いので、キツイ運動ではなく

若返り筋メソッドのような緩い運動に適性があり、それを習慣にすることで

不定愁訴は減り氣持ちも前向きになります。

 

このタイプは、内胚葉型とともに、中年以降の健康生活には適度な運動

は欠かせません。

 

冷えない体づくり、代謝を上げるためにも、体を温めることとともに

運動は健康法の中に取り入れるべきです。

 

このようにソマトタイプによる分類を知っていると、自分に合った

健康法を見つけやすく、健康管理するのに役立ちます。

 

問題になるのは、若返り筋が弱りやすい2つのタイプです。

 

 

この傾向が強いのは、内胚葉型と外胚葉型ですが、ともに共通している

ことは、手首や足首が細い骨細傾向にあることです。

 

この分類は一見簡単そうに見えますが、他人と比べると分かりにくく

なるし、数値で割り出しても見誤る可能性があるので、遺伝的な繋がりが

ある身内と比較するのがベターです。

 

参考になる例としては、両親や兄弟、子供や祖父母などと比べ、

手首足首の太さと全身の比率など比較することです。

 

また体型は似ているのに骨の太さが違っていたり、同じ食生活なのに

太い細いが違っていたり、運動能力の高い低い、こんなことも参考に

なります。

 

まとめると、若返り筋メソッドが必要なのは、内胚葉型と外胚葉型

の骨細タイプの人たちなので、骨細の人にこそ必要なトレーニング

法だといえるでしょう。

 

この情報が、どうか必要とされる方々に届きますように❣