尼崎市、武庫之荘の皆さまこんにちは
尼崎で生涯自分の足で歩くお手伝いをしている
もとまち整骨院の院長、杉山 正義 (すぎやま まさよし)です。
今回は、ソマトタイプについてお話をさせていただきます。
今回は、ソマトタイプという体質分類についてです。
運動分野で比較的信頼されている体型分析には、ソマトタイプ
(胚葉型)というものがあります。
ソマトタイプというのは、身体構造を一般的な特徴によって3種類に
体型分類されたもので遺伝と密接に関係するとされています。
胚葉とは受精卵から細胞分裂が始まる初期にできる部位で、内胚葉・
中胚葉・外胚葉の3つに分かれますが、3つの優先度によって体型が
変わるわけです。
実際の応用法としては、内・中・外の胚葉型の違いを知ることで、
自分の体型タイプに合った運動やトレーニングを選ぶという形で
使われています。
では、かんたんに3つの体型の特徴をまとめてみました。
① 内胚葉型 (ぽっちゃり骨細タイプ)
• 栄養の吸収が良く太りやすい
• りんごや洋梨のような丸い体型
• 手首や足首が細い
• 30代ぐらいまでは細い人の割合が高いが中年以降は太りやすい
② 中胚葉型 (がっちり骨太タイプ)
• エネルギーの活用能力が高く体脂肪を落としやすい
• 広い肩幅、卓越した筋肉、四角い体型
• 手首や足首が太い
• アスリートに多く高齢になっても体幹が強く体力が落ちにくい
③ 外胚葉 (スラッと骨細タイプ)
• 栄養の吸収が悪いので外見は細見
• 摂取エネルギーを効率よく消費するので太りにくい
• 手首や足首が細い
• 中年以降は肩こり腰痛などの不定愁訴に悩まされやすい
この3つの分類を考慮してトレーニングすることで、合わない運動を
避けることができるとともに、最適なトレーニングを選びやすくなります。
つぎに、それぞれのタイプ別アドバイスに移らせていただきます。
• 内胚葉型 (ぽっちゃり骨細タイプ)へのアドバイス
骨が細いと、体幹インナーマッスル(若返り筋 大腰筋)も
弱いという傾向があるので、若返り筋を鍛え直すことから始める
のが得策です。
このタイプは栄養の吸収は良いので、トレーニングをすると
筋力は付きやすいです。
しかし、同時に脂肪も付きやすいので、3タイプの中では特に
運動が欠かせないタイプといえます。
まず、若返り筋を鍛え直して体幹を強化し代謝を上げ、つづいて
目的に応じた筋肉を鍛えるという順番になります。
なぜなら、これが一番効率よく弱点を補強し、体力をアップ
させられる方法だからです。
また、代謝が低下する中年以降は、栄養過多で太りやすいので
注意が必要です。
ですから、運動とともに食事のコントロールも大切で、
毎日体重計に乗るなどして、体重が増える隙を作らないように
チェックする必要があります。
このように、運動と食事をバランス良くコントロールすることが、
このタイプの肝となりますが、日頃からブレないように健康管理の
必要があるので、3つの中では一番メンテナンスに手がかかります。
このタイプの方には、食事の工夫から運動の手順まで、きめ細やかな
アドバイスが欠かせません。
自分で管理する場合は、まず若返り筋の強化から始め、それを
習慣にすることで太りにくい体を作ることが大切です。
既存の運動であれば、ストレッチ、ヨガ、太極拳、バレエ、空手
など、どれも筋肉を伸ばすタイプの運動ですが、これらを熱心に
続けている人達は太りにくく引き締まる傾向があります。
若返り筋メソッドはまさにその旨みをギュッと絞ったエクササイズ
といえるでしょう。
つづく。
この情報が、どうか必要とされる方々に届きますように❣