尼崎市、武庫之荘の皆さま
こんにちは、尼崎で生涯自分の足で歩くお手伝いをしている
もとまち整骨院の院長 杉山 正義(すぎやま まさよし)です。
今回は、ウオーキングについてお話をさせていただきます。
「どのくらい、歩けばいいのでしょうか❓」
というご質問をよくいただくので、お答えさせていただきます。
どのくらいとは、時間や距離、その頻度についてのご質問ですので、
何分、何キロ、週に何回歩くのが一番健康的なのか、
その辺にフォーカスしてお伝えしていきたいと思います。
その前に重要なことをいうと、歩く時間や距離、頻度よりも
重要なのは歩く姿勢です。
そして、歩く姿勢を左右するのは、若返り筋(大腰筋)ということ
になります。
ですから、若返り筋が弱くて使えていない人と、若返り筋を再生して
使えている人との差は大きく、まず、ここを押さえることが第一で、
その姿勢が無理なくできることを前提として、時間や距離、頻度なども
効果に関わってくることは確かです。
それを踏まえた上での参考にしていただきたいです。
整体に一番効果的なウオーキング時間は40分ほどです。
専門書によりますと30分以下ではあまり効果がなく、40分を超えると
疲労が出てくると言われています。僕自身も実践させていただいておりますが、その通りでした。
また、ある専門家によりますと、開始から20分経過すると脳内でベータエンドルフィンやドーパミンなどの神経伝達物質が分泌され快楽ホルモンでハイになってきます。
40分続けるとセロトニンが分泌される。興奮を鎮めるリラックス系ホルモンは、ハイになりすぎた脳を鎮めて調整する。脳にとっても40分程が良いという結論です。
また、体脂肪を効率的に燃やすには速歩で40分ぐらい必要です。
歩行時間は、さまざまな視点からみて、最低30分で40分程度の連続歩行
が良いというのが結論です。
では、初心者でも40分歩かないといけないのでしょうか❓
40分は、若返り筋(大腰筋)がある程度再生し姿勢が良くなってからで
よいと思います。
歩く習慣がなく若返り筋(大腰筋)が弱く姿勢が悪い人の場合は、
10分でもいいのでとりあえず散歩の習慣をつけるところからはじめれば
よいと思います。
連続30分を超えないと、あまり効果が期待できないと聞けば、
朝夕の通勤時間で片道20分ずつ歩いているという方はガッカリされるかも
しれませんが、20分であっても、心肺機能や足腰を鍛えることは
できます。
脚は丈夫になりますし、氣力も高まり継続すると精神力もつきます。
ただ、最大の効果を求める方向きには30分では足りないという意味なので、まず習慣になるということが大切であり、それができたら次というようにステップアップすればいいのです。
習慣になってくると、時間は自然と延ばすことができるでしょう。
一番美味しいのは40分。
僕自身も実践して「なるほど」という歩行時間が40分で、様々な効果が重複する絶妙な時間といえます。
40分を超えると急激に疲れるといわれていますが、歩行不足氣味の時などは、少し多めに歩くとすっきりするんです。
同じ40分でも、スピードが違えば歩く距離は変わります。
最後にウオーキングの頻度については、毎日歩いてもいいのですが、
1週間に3回か4回ぐらい歩ければ充分だと思います。
この1回30分~40分で週3回~4回を習慣にすれば、半年ぐらいで何らかの効果は実感できますし、2年半ぐらい続けると体の全細胞がより健康なものに入れ替わります。
総じて、若返り筋(大腰筋)ウオーキングは内臓の健康を守り、
若返り筋メソッドの体操は筋肉や関節を再生し姿勢を整えます。
そのプロセスは段階的に実現しますので、まずは、体験から。
是非ともお問い合わせくださいませ。