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膝の痛みに効果的な運動療法❣

尼崎市、武庫之荘の皆さま

こんにちは、尼崎で生涯自分の足で歩くお手伝いをしている

もとまち整骨院の院長 (すぎやま まさよし)です。

 

今回は、「膝の不調が改善するための筋トレ」をご紹介いたします。

 

ひとことで言っても、膝の不調の程度は様々で、

年齢も20代~80代と開きはありますが、

運動療法は総じていい結果が出ております。

 

たとえば、

変形性膝関節症で膝の屈伸時にバキッと音がする。

たとえば、

急性の膝痛で歩くのがやっとの状態。

階段昇降時に交互に足を出すことができない。

 

このような状況であっても、

圧痛がなく熱や腫れがなければ、

試してみる価値はあると思います。

 

この筋トレ運動療法は、

マニュアルレジスタンスと呼ばれており、

NSPAの大川代表が提唱される筋トレ法でもあります。

 

日常のパーソナルトレーニングにも使っているのですが、

治療家としては膝の治療に使っています。

 

そして、どうなることかという感じのものが、回を重ねるうちに

痛みが治まって、機能が正常に戻った症例が増えています。

 

● 普通の筋トレとの違い

 

では、普通の筋トレとの違いは何なのでしょうか❓

 

それは筋肉の使い方の違いであり、

筋肉に力を入れて伸ばすという

伸張性筋収縮という方法を使っていることです。

 

普通の筋トレは、

短縮性の筋収縮に重きを置いているのに対して、

この方式では、

短縮性の筋収縮と伸張性の筋収縮の両方を使っています。

 

わかりやすく申し上げると、

関節を曲げる時にも力が入り、

関節を伸ばす時にも力が入る、

つまり、筋肉に力が入りっぱなしになっています。

 

負荷がかかり続けて力を抜く瞬間がない、

という筋トレ方法なのです。

 

この筋トレによって、何が膝に起こっているのかというと、

曲げる時も伸ばす時も力が入っているので、

関節の潤滑圧は高いまま維持できます。

 

これによって、関節のゆがみが消えると同時に、

筋力は増強することができます。

いわゆる、リハビリと筋トレが合体したような、

筋トレ方法になります。

 

ただし、この方法は、一般的には不調がある人向けには

使われておりませんが、それを治療に応用して、

良い結果出たということで、ある信頼できる先生にシェアして頂き、

実践させていただいています。

 

このマニュアルレジスタンストレーニングのメリットは、

血圧が上がったり、筋肉、腱、靭帯を傷つけるというリスクが

少ないという安全性なので、充分に知識を持って無理のない負荷を

設定することにより子供からお年寄りまで行うことが

可能なトレーニングです。

 

お身体を動かすと、元氣になる、笑顔になる、明るくなるということ

をお伝えしています。

 

必要とされる方々にどうか届きますように❣❣