尼崎市、武庫之荘の皆さま
こんにちは
尼崎で生涯自分の足で歩くお手伝いをしている
もとまち整骨院の院長、杉山 正義 (すぎやま まさよし)です。
今回は、おもに運動不足が原因で、
肩こりになる場合をご説明させていただきます。
(肩こりの7つのタイプ)
● 骨盤、腰椎、股関節が原因の肩こり
● 頸椎、顎、胸郭の障害が原因の肩こり
● むちうち、寝違いが原因の肩こり
● 歩行不足が原因の肩こり
● 尻もちや激しいスポーツが原因の肩こり
● 頭部のオーバーヒートが原因の肩こり
● 精神的ストレスが原因の肩こり
早速ですが、
なぜ運動不足になると、肩こりが出るのでしょうか?
一言でいうと体がなまってしまうからです。
もちろん、よく言われているように、
運動不足になると、疲労物質が蓄積しやすくなる。
そして血行不良となり血液ドロドロ、
酸性にかたむき筋肉が硬くなる。
だから肩がこるというのは事実です。
もうひとつ重要なことがあります。
それは、体がなまってしまうと、
全身の関節のかみ合わせ(潤滑)が悪くなることです。
その影響が顕著に現れるのが骨盤です。
特に骨盤の仙腸関節の潤滑が悪くなると、
厄介な症状が次々に現れます。
たとえば、朝起きあがるときに腰の下の方が重い。
重だるくて腰がスムーズに動かない。
背中から腰までが全体的に重い。
初期にはこんな症状が出ます。
30代の若い人にはピンとこないと思いますが、
40以上で運動不足の方は
「自分のことかもしれない」ドキッという方も多いでしょう。
こんな症状が日常一番多く見かける症状です。
私の周りの先生方と私は、これを「ゆるみ腰」と呼んでいます。
今は肩こりのお話ですので詳しいご説明は別途させていただきますが、
片方でも「ゆるみ腰」になると腰全体がゆがみます。
そして、その影響が背骨を通じて上に向かい
肩こりとなるのです。
たとえば右側が「ゆるみ腰」をおこせば、
左側の頸や、けんびきのあたりがこります。
左右両方が「ゆるみ腰」になれば、
頸から肩にかけてぱんぱんにこります。
このように、運動不足になると、
さまざま機能が失調をきたします。
重要なのは、
運動不足、もっといえば歩行不足になると、
「ゆるみ腰」になってしまうということです。
「ゆるみ腰」になって慢性化すると、
関節の機能が低下して、
肩こりも悪化していくということです。
肩こりをきっかけにして全身に不調が拡大して、
さまざまな内臓疾患まで引き起こしてしまうこと。
この負のスパイラルは何としても食い止めなくては
いけないです。
(続きます)
この情報が、
どうか必要とされる方々に届きますように❣