尼崎市、武庫之荘の皆さま
こんにちは、尼崎で生涯自分の足で歩くお手伝いをしている
もとまち整骨院の院長、杉山 正義 (すぎやま まさよし)です。
今回は、どこを歩けばいいのかについてお話をさせていただきます。
歩く場所によって「狙い」がありますので、
まずはインプットしてください。
● ウオーキングマシンの上を歩く。
● 道路の端を歩く。
● 自然道を歩く。
● 上り坂、下り坂を歩く。
● 階段を歩く。
同じ歩くのでも
場所によって効果や違いがあります。
では、それぞれを例にご説明させていただきます。
● ウオーキングマシンの上
ウオーキングマシンの上を歩くのと
道路を歩くのとでは少し違います。
何が違うのかというと、
道が動くのと足が動くのとの違いです。
ランニングをしてみるとハッキリわかりますが、
ベルトの上ばかり走っていたら、
道路に出た時にうまく走れなくなります。
なぜならば、タイミングが変わるからです。
道が動いて遅れないようについていく。
足で道路をつかみ前に移動する。
これは順序が違うわけです。
それで、どちらがいいのかといえば、
道路の上を歩く方が効果があります。
ウオーキングマシンは、
雨天時の代替用ぐらいに考え、
基本は道路を歩くことをおすすめいたします。
● 道路の端を歩く。
日本の道路はカマボコ状になっています。
道路の左端なら左下がりの傾斜、
右端なら右下がりの傾斜が一般的。
ここで氣をつけなければいけないことは、
ワンパターンにならないことです。
なぜならば、一方に偏ると癖がついてしまうからです。
これも歩行整体の立場からは、あまりおすすめできません。
いつものコースが一方向に偏らないかどうか。
ここだけは、チェックしていただいたほうがいいでしょう。
● 自然道を歩く。
これは、オススメです。
なぜならば、いろんな状況が現れるからです。
たとえば、
デコボコ、砂利や土、上り坂や下り坂、右下がりや左下がり、
山道であればさらに変化は大きくなります。
こういう道を歩く習慣ができると、
関節のザラザラやこわばりが取れて、
一氣に整体効果が現れることがあります。
身体の慣れマンネリも防げますし、基本は平たんながら、
いろいろなバリエーションがあります。
リハビリ歩行には向かないこともありますが、
健康増進には最高の環境です。
● 上り坂、下り坂を歩く。
まずは上り坂からまいりましょうか。
メリットは抗重力筋を中心に、
足腰が強くなることが最大のメリットです。
さらに心肺機能も鍛えられるので、
少し余裕が出てくれば、積極的に行うと体力は増強します。
一方下り坂の場合は。
足腰の関節の強化と、バランス能力の向上がメリットです。
少しキツイくらいの勾配では、関節のザラザラやこわばりが取れて、
関節の柔軟性が高まります。
● 階段を歩く。
階段の上り下りについては、基本的には坂道と一緒ですが、
違いは、
階段はわくにはめられた運動だということ。
つまりワンパターン。
なんでもそうですが、ワンパターンは慣れを起こし、
身体も氣分もマンネリ化しやすいこと。
これを頭に入れておけば、
うまく階段も利用できるでしょう。
これらのことを知識として身につけているだけで、
さらに歩行整体の効果が高まります。
平地の歩行がメインでありながらも、
変化とメリハリのある歩行をイメージしていってください。
この情報が、どうか必要とされる方々に届きますように❣