尼崎市、武庫之荘の皆さまこんにちは
尼崎で生涯自分の足で歩くお手伝いをしている
もとまち整骨院の院長、杉山 正義(すぎやま まさよし)です。
まだまだ寒さは残りますが、少しずつ春の訪れを感じられるようになりました。
土曜日の朝の武庫之荘お掃除ボランティアには、
残念ながら今回もも参加できませんでしたが、職場付近のお掃除は
させていただくことはできました。
今回は、いわゆる背骨の痛み、
椎間関節痛の治し方についてお話をさせていただきます。
結論から申し上げますと、
治し方は、潤滑が悪い部分を整復すること。
その結果、関節は潤滑を取り戻し、
間もなく回復します。
さらに、その状態で安定させることが大切です。
(他力で治す方法)
整復術についての簡単なご説明をさせていただきます。
骨盤や股関節の潤滑が悪い場合は、
そこから整復するのがセオリーです。
ここが残っていると、
一度よくなったように見えても、
すぐに逆戻りをしてしまいます。
ここを無事にパスしたものとして、
お話をさせていただきます。
① 腰椎の場合
専用の整復装具を使用しますが
背中をなぞるように整復してゆきます。
これだけでも7割がたは治ります。
これで効果が不十分な場合は、
筋肉自体が硬化しているか、
筋肉の炎症があるかのどちらかです。
炎症がある場合はテーピングし
炎症がひいてからの整復術となりますが、
硬化している場合は筋肉の整復術を行います。
これで治らないものも1割程度ございます。
これに対しては、
皮膚の癒着箇所を探し皮膚の整復術を行います。
② 胸椎の場合
背中の上部は、
うつぶせで関節の整復術を行います。
それ以外は座った姿勢で整復します。
その他は、
腰椎の場合と同じですが、
胸椎特有の症状がある場合は話が変わります。
胸郭が固まっている場合がそれですが、
この場合は、
胸と背中から専用の装具で圧を加えます。
これにより、
肋骨と胸椎をつなぐ関節が潤滑を取り戻し、
背骨周りも軟らかくなります。
③ 頸椎の場合
頸椎の椎間関節の場合は、
座った姿勢で後ろ側から整復装具で整復術を行います。
上位頸椎はとても繊細なところですので、
仰向けに寝た姿勢で整復術を行いますが、
原理は同じで繋がりを良くするために行います。
① ② ③ ともに施術が終わったら、
その状態で安定させることが重要です。
家に帰って、玄関で靴を脱いだ瞬間に、
「痛い❕」ということではお話になりませんので。
ひとつは、施術直後の良い状態でのテーピング。
もうひとつの方法は運動療法です。
たとえば、立位でスクワットの様な動作を数回していただくなど、
関節の繋がりの不安定を解消し、
ガチッとかみ合った歯車のような、
潤滑の良い状態に仕上げます。
最後に、
家に帰ってからの注意点をお伝えさせていただきます。
体を屈みながら捻ったり、
背中を丸める姿勢、捻じった姿勢など、
椎間関節が不安定になりやすい不良姿勢を説明し、
それを避けていただくようにアドバイスし、
これで終了となります。
このような感じで、
椎間関節周りの痛みや不調は治ります。
けっこう、長い期間症状をもっている、
こんな場合は、ご相談くださいませ。
この情報が、どうか必要とされる方々に届きますように❣