尼崎市、武庫之荘の皆さまこんにちは
尼崎で生涯自分の足で歩くお手伝いをしている
もとまち整骨院の院長、杉山 正義 (すぎやま まさよし)です。
今回は、腰痛とこころの関係についてのお話をシェアさせていただきます。
腰のトラブルで一番多いのは、いわゆる腰痛です。
腰痛は、過労や運動不足など、
一見心の状態に関係なく起こるように見えますが、
大半は心と体のバランスを欠いたときに起こります。
ここでは、心の傾向性との関連からの腰痛を、
検討してみたいと思います。
昔から、人に対して丁寧で愛想が良い人を「腰が低い」
などといいます。
また、本氣になって物事に取り組むことを、
「腰を入れる」といったりしますよね。
また、話などの途中で邪魔をしたりすることを「腰を折る」
ものごとが、途中で続けられなくなる様子を「腰砕け」
ともいいます。
このように、腰を連想させる言葉は多く、
考えるヒントになります。
こう考えてみると、
腰は体の中心であり屋台骨であるといえます。
つまり、生命力そのものをあらわしています。
腰の具合が悪いということは、
生命力、屋台骨のこころが弱っているのです。
今ひとつ、踏ん張りが利かない、
率先して、ひとを引っ張っていけない、
または、引っ張っていきたくないというような場合。
また、その逆で、氣が勝ちすぎて、
からだの方が悲鳴を上げることもあります。
こんな時は、ギックリ腰などをおこし、
こころとからだのバランスを修復させられたりします。
しかし、一般的には、こころが弱っている、
生命力が落ちていることで腰痛になります。
主体的な人生を生きていく自信がなく、
誰かに人生を引っ張って欲しいという氣持ち、
惰性で生きているという状態かもしれません。
こんな、心の状態が続くと、
腰が弱くなってきて痛くなってくるのだそうです。
では、どういう考え方をすれば腰が良くなるのでしょうか。
それは、主体的な人生を歩むことです。
そして、こころとからだを調和させて生きようとすること。
こころとからだを調和させるとは、
どちらか一方だけが牽引するのではなく、
氣力と体力が充実またはバランスした状態をいいます。
そういう氣持ちを持って、
日々を送ると腰の痛みは良くなっていきます。
【ポイント】
腰は心の屋台骨、生命力そのものをあらわしている。
こころとからだのバランスを欠くと腰痛になります。
積極的すぎず、消極的すぎずに、
生活を正していったときに腰の具合は良くなっていく。
この情報が、どうか必要とされる方々に届きますように❣