尼崎市、武庫之荘の皆さま
こんにちは
尼崎で生涯自分の足で歩くお手伝いをしている
もとまち整骨院の院長、杉山 正義 (すぎやま まさよし)です。
今回は、残念な歩行についてお話をさせていただきます。
では、早速ですが残念な歩行をピックアップしていきたいと思います。
(効果の低い歩行例)
● 腕を大きく前に振り後ろに引かない歩き方
● 姿勢を正そうとしてのけぞる歩き方
● 回転が速く歩幅が狭い歩き方
● 前から見て左右対称でない歩き方
● 猫背で軸ができていない歩き方
● 膝を曲げてしまう歩き方
それぞれについて残念なところと、
どのようにすればいいのかをワンポイントでお伝えいたします。
● 腕を大きく前に振り後ろに引かない歩き方
肘が体側より前に出ても上半身に効果が出にくいのです。
なぜならば、
肘を後ろに引くと肩甲骨が動く仕組みだからです。
もう少し胸を張って歩けば、
自然に肘が引けて良くなるでしょう。
● お腹を突き出してのけぞる歩き方
重心が後ろによりすぎている状態です。
姿勢を良くしようとして
無理に胸を張ってもこうなります。
改善するには、重心調整から始めるのが近道です。
● 回転が速く歩幅が狭い歩き方
同じスピードでも歩幅が狭いと
骨盤のエンジンがうまく回らずに全身に効果が及びません。
あせらずに、ゆったりとした氣分で
スムーズに歩幅を広げることから始めればいいです。
● 前から見て左右対称でない歩き方
足先が片方だけ外向いていたり内向いていたり、
両方開いてガニ股になっていたりすると横ブレします。
これは、足の向きに問題があるか
骨盤や股関節の問題を示しています。
整復術を受けるのが近道で
体操で矯正するのが良い組み合わせでしょう。
● 猫背で軸ができていない歩き方
横から見て猫背の場合は胸が開かないので、
肩甲骨がうまく使えません。
重心がつま先寄りに偏っているので、
猫背の矯正と重心調整を行うのが良いでしょう。
● 膝を曲げてしまう歩き方
猫背とセットの場合もありますが、
膝が曲がってしまうと、
膝痛の原因になることが多いです。
歩きすぎて変形性膝関節症というケースがこれです。
前足の膝は無理なく伸ばすのがベストです。
これで自然にかかと着地し
地面の反発をうまく利用できるようになります。
こういう歩き方を反面教師にすることも、
質の高い歩行を理解するうえでとても役に立ちます。
残念な歩行例をインプットすることで
より精度の高い歩行整体となるイメージをもってください。
この情報が、
どうか必要とされる方々に届きますように❣